自律神経失調症について
自律神経失調症は最近増加傾向にある病気のひとつで様々な症状が現れるのが特徴です。
主な症状としては、原因不明の体調不良、不眠、うつ病、精神不安定(うつ病、パニック症など)、胃腸の不調、長引く下痢・便秘、ホルモンバランスの乱れなどの他、朝起きられない、昼間だるい、気分の浮き沈みが激しい、動悸、過呼吸、息苦しさ、多汗症など症状は様々です。
子供でも多く、はっきりとした原因が見つからずに長期に渡り体調を崩したり、不登校となってしまうケースも多くあります。良く起立性調節障害と診断されることもあります。
自律神経失調症も精密検査などをしてもはっきりとした原因がわからない場合がほとんどです。治療も、症状を緩和する程度の薬などになってしまいます。ただし、体調の不調には必ず原因があります。自律神経失調症の原因
自律神経は、自分の意思とは関係なく働いている神経で、脳が全てを支配して司令を出し、それに応じて身体や内臓を正常に働かせている神経です。
例えば、汗をかいたり、心臓を動かしたり、夜寝たり、体調を管理したり、血圧や体温をコントロールしたり様々なことをやっています。
しかし、神経は脊髄から枝分かれし脊椎と脊椎の間から出て行く際に狭いところを通らなくてはいけません。そのため、もしその隙間(椎間孔)が、何らかの原因で狭くなり神経を圧迫してしまうと必ず異常があらわれます。特に自律神経系の場合は、脊椎の出口で神経を圧迫してしまうと交感神経が優位となります。
つまり、『自律神経失調症とは、交感神経が優位となった状態』です。(稀に副交感神経が優位の方もいます)。そのため、攻撃的、イライラ、興奮、緊張、落ち着かない、不安、怯える、恐怖、過敏などの状態となり、身体にも精神的にも様々な症状が出てきます。
脳も身体も精神的にも本当は正常なのですが、途中で信号が狂ってしまっていることにより症状が出てしまう訳です。
薬(抗うつ薬、睡眠薬などの強い薬となることが多い)、カウンセリング
自律神経失調症の根本的な治療方法
自律神経系の神経を、椎間孔と呼ばれる出口で潰してしまっているので脊椎調整によりその圧迫を取り除く必要があります。この神経の圧迫は自然に治ることはほぼないため、脊椎調整により治療できない限り、自律神経失調症の方は長期に渡り苦しんでしまうことになってしまいます。
特に自律神経失調症で処方される薬はとても強いため、その副作用だけでも体調に影響が出てしまいます。
『自律神経失調症を根本的に治すには必ず脊椎調整を行い、正確に神経の圧迫を取り除き、脳からの信号を正常にすることが唯一の根本治療』となります。脊椎調整を行い、自律神経系の機能が回復すると、身体的にも精神的にも正常に戻り、自律神経失調症から回復することができます。逆に根本的な治療ができない限り、自然に治ることはなく、自律神経失調症はずっと続いてしまいます。
自律神経失調症の集中治療メニューもあります。お気軽にご相談ください。
(主に、松本市、塩尻市、安曇野市の自律神経失調症患者対象)
自律神経失調症の回復、又は改善率 90%以上
(但し、総通院回数 5回以下の方は除く)
症例:30代 女性
5年ほど前から体調が悪くなり始め、不眠症、胃腸の不調、動悸、息苦しさ、多汗症、精神的に不安定となり医療機関を受診。ストレスから来る自律神経失調症と診断され、睡眠導入剤や抗うつ剤などを処方され長年服用。薬の副作用なども重なり、年々体調が悪くなり仕事も辞めて治療に専念する。
当院のことを知り受診。当院の検査により、頸椎から胸椎(背中)での圧迫が強く、神経の圧迫が疑われたため、すぐに頚椎と胸椎の調整を開始。
通院から3回目程度で睡眠が取れる様になり、通院ごとに症状は改善する。通院12回目程度で、体調はかなり良くなり薬は不要となる。15回目〜20回程度で自律神経失調症の症状はほぼ消失、その後定期的なケアにより体調は良好。
・精神的に不安定、パニック症やうつっぽい
・多汗症、汗が急に出る
・体温調節がうまくいかない
・食欲不振、気持ち悪い
・元気がなくだるい
・不眠症、よく寝れない、
・朝起きることができない
これらの症状があり医療機関で検査をして、もし何も病気も見つからなければ、自律神経失調症の可能性が高いです。自律神経失調症は、背中(胸椎)で自律神経系を圧迫することで、脳からの指令が正常に身体や内臓に伝わらなくなり体調を崩してしまいます。ストレス、性格的なもの、生活環境などは主な原因とはなりません。
脊椎調整により自律神経系の圧迫を取り除くことで、自律神経失調症は回復します。薬では根本的に治すことはできません。