腸の不調について
- 便秘
- 消化不良
- 過敏性腸症候群
- 潰瘍性大腸炎
- 下痢、お腹が緩い
(感染症がないもの)
など、腸にも様々な不調、病気があります。最近では子供でも多く、当院にもたくさんの子供さんが治療に来られています。
悪化すると、腹痛も強くなり、一日に10回~20回以上もトイレに行くようになり、仕事も学校生活も困難になってしまいます。腸の不調の原因
腸も他の臓器と同様、脳から指令を受けて、その通りに動いています。脳から指令が正確に腸に伝わっていればいいのですが、途中で神経を圧迫してしまうとその指令が止まったり狂ったりしてしまうと腸が正常に動かなくなります。
この状態が長期に渡ってしまうと腸が壊れていきます。初期は、便秘や下痢で済みますが、年々症状は悪化し、過敏性腸症候群まで進み、最終的には潰瘍性大腸炎になってしまう、とても危険なものです。ストレスや疲れ、加齢は本当の原因とはなりません。
整腸剤や漢方薬などを使用します。
腸の根本的な治療方法
腸を支配する神経は胸椎と腰椎の間(背中)にあり、そこを潰すことにより腸の不調は始まります。腸の機能を正常に戻すためには脊椎調整を行い、この神経の圧迫を取り除き、脳から腸への指令を正常に戻す治療が必要となります。
脊椎調整により神経の圧迫が消失すると、便秘、下痢、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎は回復していきます。潰瘍まで悪化してしまったものは回復までに時間がかかりますが、この調整により改善していきます。
薬を長期で服用することは身体への悪影響が大きいためお勧めできません。薬をいくら服用しても根本的な回復にはなりません。
子供のうちからお腹が弱い場合、年々症状が悪化してしまうので、大人になる頃には過敏性腸症候群や潰瘍まで進行してしまう可能性があるため早期に根本的な治療が必要となります。子供のうちから強い薬の使用はリスクしかありません。
腸の不調、と言うことは身体にとって大切な栄養素の吸収の力が落ちている証拠です。腸は身体が元気に保つためにはとても大切な臓器です。そのため、腸の機能が低下すると言うことは、身体の機能が落ちると言うことです。体力の低下、免疫力の低下、筋力の低下などの悪影響が出ます。また、肌荒れや、口内炎などの粘膜の状態も悪化します。
症例:30代 男性
子供の頃からお腹が弱く、食べるとすぐにお腹が緩くなってしまっていた。20代になると更に症状は悪化し、一日中お腹が痛みが続く日もあったり、1日で10回以上トイレに行く日もあっとりと、腸の不調が増加。医療機関を受診すると、過敏性腸症候群と診断された。薬での治療を続けていたが、症状は改善せず、ついに潰瘍性大腸炎にまで悪化。仕事にも行けない日もあり、苦しんでいた。
当院を受診。すぐに胸椎(背中)の調整を開始。通院5回目程度で、腹痛は半減し、痛みが出る日も減少し始める。7回目程度で、食欲が手始める。8回目程度で、トイレに行く回数は激減。10回目程度で、腹痛はほぼ消失。12回目程度で、トイレに行く回数はほぼ1日1回程度になり、仕事を休むことはなくなる。13回目以降では、ほとんどの症状が消失し、薬の使用もなし。それ以降はケアを続け、良好な状態を維持している。
腸の不調がある場合、癌や感染症がないか検査をして、もしそれらがない場合には、腸を支配する神経の圧迫が原因です。ストレスや年齢は腸の不調の原因とはなりません。
下痢、便秘、過敏性腸症候群なども、全て神経の圧迫によるものです。腸の不調を根本的に治さないと、年々状態が悪化し、最終的には潰瘍性大腸炎にまで進行してしまいます。
脊椎調整により腸を支配する神経の圧迫を取り除くことで腸の不調は根本的に回復します。整腸剤を飲み続けても根本的に腸を治すことはできません。